2017年6月7日
ティアック株式会社(本社:東京都多摩市、代表取締役社長:英 裕治)は、アナログターンテーブル『TN-100』を、全国のオーディオ店および量販店を通じて販売開始いたします。
品名 | 型名 | 希望小売価格 | 発売予定日 |
アナログターンテーブル | TN-100 | オープンプライス | 2017年7月下旬 |
近年のオーディオ市場では、国内外におけるアナログ盤の出荷台数の増加に伴い、レコードに親しんできたオーディオファンのみならず、トレンドに敏感な10代をはじめとする若年層に至るまで、アナログレコードへの関心が広がりつつあります。そこで当社は新たにエントリーユーザー向けのターンテーブル1機種を発売いたします。
今回発売となる『TN-100』は "アナログターンテーブルとしての基本性能"と”使い勝手の良さ”の両立を設計コンセプトとしたモデルとなります。
『TN-100』は、廉価なスピーカー一体型ターンテーブルに多く採用される、フォノイコライザーが不要なセラミック式カートリッジ等ではなく、本格的なMM型カートリッジ※を搭載し、高音質でアナログレコードの音を味わうことが出来ます。キャビネットには高級感あるチェリーウッド調の仕上げを施した高密度MDFを採用し、高い剛性と制振性を確保しました。回転数は33 1/3回転、45回転、78回転の3スピードに対応。EP盤、LP盤はもちろんSP盤もお楽しみ頂けます。USBデジタル出力を使ってCDクオリティでパソコンに録音することも可能。ポータブルオーディオ機器やカーステレオでも使えるデジタル音源化も容易に行えます。演奏終了時にトーンアームを上げる手間がかからない、オートリターン機能も搭載しています。
※MM型カートリッジとは
アナログレコードに刻まれた溝の波形を、信号に変換するピックアップ部の動作方式の一つです。MM(Moving Magnet)型は、針の動きでマグネットが振動し、出力電圧を発生させるしくみ。針交換が可能で高音質なのが特徴です。カートリッジの出力電圧が小さいので、ライン出力レベルに電圧を上げるためのフォノイコライザーアンプが必要となります。
2014年11月に発売したフォノアンプ内蔵ターンテーブル「TN-350」に始まり、2016年2月には"上質なデザイン"と"アナログターンテーブルとしての高い基本性能"の両立を設計コンセプトとしたフォノアンプ内蔵アナログターンテーブル「TN-570を」、また2017年1月に台数限定で兄弟機種「TN-550」を発売いたしました。
TN-100は、2016年7月に発表された"ももいろクローバーZ"の限定受注コラボモデル『TN-100NOFU』のベースとなったモデルです。
ターンテーブル部 | |
駆動方式 | ベルトドライブ |
モーター | DCモーター |
回転数 | 33 1/3 RPM、45 RPM、78 RPM |
ワウ・フラッター | 0.25% |
S/N比 | 64dB以上 (A-weighted、20kHz LPF) |
プラッター | モールド樹脂製 (直径290mm) |
オート機能 | オートリターン機能 |
電源 | AC 100 - 240V、50/60Hz |
外形寸法 | 420(W) x 105(H) x 356(D) mm (突起部を含む、高さはダストカバーを装着し閉じた状態) |
質量 | 約3.5kg |
※RoHSに対応しています。
※仕様は改善のため変更することがあります。
※製品の色は、撮影・印刷の関係で、実際の色と異なって見えることがあります。
製品詳細情報についてはこちらをご覧ください。
『TN-100』