Referenceシリーズ DSD/PCM ハイレゾ音源再生対応CDプレーヤー
パソコンなしでもハイレゾ音源再生が楽しめる。 5.6MHz DSDディスクネイティブ再生対応CDプレーヤー。
メーカー希望小売価格 : オープンプライス
Referenceシリーズ DSD/PCM ハイレゾ音源再生対応CDプレーヤー
特長
この製品は生産完了になりました。
PD-501HRは通常のオーディオCDはもちろん、DVD±Rなどに記録されたDSDファイルを再生することが可能。DSD 5.6MHzまでのdsfやdsdiffフォーマットに対応しており、パソコンに接続することなくDSD音源の再生を楽しむことができます。
注:市販のSuper Audio CD(SACD)の再生には対応しておりません。
DACには定評のあるCirrus Logic社製DAC CS4398を採用しています。単体で120dBのダイナミックレンジを誇り、非減衰ボリュームコントロールなどの機能を搭載、加えてキャパシタ・ミスマッチによる歪みを取り除く『ミスマッチ・シェーピング技術』を搭載しています。
DSD再生だけでなく、WAVフォーマットのPCMファイルが書き込まれたディスクの再生も可能です。ファイルフォーマットは最大で24bit/192kHzのPCMファイルに対応しており、パソコンに接続しなくてもハイレゾ音源を楽しむことができます。
ディスクという回転体から信号を読み取るディスクドライブにおいて不要な振動が発生すると、信号の読み取り精度に悪影響を与え、音質に良くない影響を及ぼします。この振動を効果的にコントロールし最適な状態での信号読み出しを可能にする独自の振動抑制機構VACSを搭載しました。開発過程においては、このVACSの固定方法によっても音質が変化することが確認され、幾度にも渡る試聴評価の末VACSの固定方法が決定されました。
PD-501HRは、DACチップに搭載されたボリュームコントローラーとΔΣ変換を通さずに直接D/A変換し、DSDの原音そのままを味わうことのできるピュアモードを搭載しています。また、CDやPCMファイルの再生時にはデジタル出力を行わず、アナログ出力のみとなり、デジタルノイズの影響をできるだけ排除したよりピュアな再生が可能です。
注:ピュアモードはDACチップの50kHzのデジタル・フィルターを通さずにDSD音源がそのまま出力されます。スピーカーを破損しないようお客様の管理の元でご利用ください。
試聴評価を繰り返した結果、既に複数の製品で採用し高い評価を得ているオペアンプ、JRC NJM5532をアナログオーディオ回路のオペアンプに採用しています。
それぞれのパーツの配置を入念に検討し信号経路を短縮化、さらにガラスエポキシ6層基板を採用することで、より経路を短縮化することに成功しました。
アナログ回路とデジタル回路の電源を分離しアナログ回路へのノイズの混入を防いでいるだけでなく、整流ノイズの発生を抑止しクリーンな電源を安定して供給できるショットキーバリアダイオード(SBD)を整流回路に採用。音質に配慮された電源部が高音質再生を支えます。
Reference 501シリーズのCDプレーヤーとして全体を再構築した結果、高音質ながらも低消費電力の節電時代にマッチしたプレーヤーを実現しました。最大時でも11Wと電力消費が少ない上、オートパワーセーブモード(ON/OFF切換可能)を搭載。待機時消費電力を0.1Wに抑えています。
フロントパネルのみならず、トップおよびアウターサイドパネルに採用されたアルミ材が、強固なスチール製のシャシーを覆っています。重量部品により振動を抑制して、全ての回路が安定して動作できる筐体を実現しました。Reference 501シリーズにおいては、オーディオ機器として全く新しいA4サイズのコンパクトなボディを採用。パソコンが設置されたデスクトップにおいても効率的な配置が可能です。
スペックや音質を満足させるだけでなく、総合的な満足感が得られるオーディオ機器であることも、Reference 501シリーズのコンセプトです。これに基づいて、ごく短いストロークながらもしっかりとした操作感が得られるスピン仕上げのトランスポートボタンや、確実な操作を感じられるトグルスイッチなど、操作する部分のひとつひとつにこだわりました。専用のリモートコントローラーにもトップにアルミ材を使用した高級感あふれるデザインを採用しています。