USB DAC Amplifier

AI-303

小型アンプにBluetooth®とUSB 入力を搭載し
HD音源(ハイレゾ)再生にも対応したデスクトップオーディオ・アンプ
横幅わずか215mmでテレビやノートPCの高音質再生にも最適

AI-303

メーカー希望小売価格 : オープンプライス

AI-303

USB DAC Amplifier

AI-303

特長

 

HDMIケーブル1本でテレビと接続

テレビとAI-303の接続はHDMIケーブルのみ。あとはお好みのスピーカーと組み合わせることで、テレビの音を簡単にグレードアップすることができます。ARC/eARCとHDMI CECに対応しているので、テレビ側のリモコンでAI-303の音量やオン/オフをコントロールも可能です。サイズが小さいので、テレビ周りの置き場所にも困りません。
テレビ側が対応していれば、最大192kHz/24bitのハイレゾクオリティの再生も可能です。
※テレビ側の出力設定でデジタル出力を「PCM」に設定してください。

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11.2MHz DSDネイティブ再生や384kHz/32bitのハイレゾ(HD)音源に対応

CDを超えるスタジオマスタークオリティのハイレゾ音源を余すところなく、本来の音質でお楽しみ頂けます。DACの動作モードには、2種類のデジタルフィルターと、x2Fs、x4Fs、x8Fsのアップコンバート機能を搭載しておりお好みの音質を追求して頂けます。

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HDMI、USB-C、OPTICAL、COAXIALといった多彩なデジタル入力を装備

HDMIでテレビ、USBでPC、OPTICAL/COAXIALでお手持ちのCDプレーヤーと、様々な機器との間でデジタル接続が可能で、高性能DACがそれぞれのソースのパフォーマンスを最大限に引き出します。

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LDAC®、Qualcomm® aptX HDなど高音質転送に対応したBluetooth®レシーバー機能

スマホから簡単にワイヤレスで再生できるBluetooth®レシーバー機能は、LDACをはじめLHDC、Qualcomm® aptX HDなどハイレゾワイヤレスコーデックに対応。スマホやタブレットからもBluetooth®で高音質な再生が可能です。そのほか、Qualcomm® aptX、AAC、SBCなど標準的なBluetooth®コーデックにも対応しています。
また、どのコーデックで接続されているかをLEDの点灯で確認することも可能となりました。

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USB DACの入力としてUSB-C端子を採用したことでPCだけでなくスマートホンやタブレットとの接続も容易に

PCと接続して高音質USB DACとしての使用のほか、スマートホンやタブレット、DAPなどUSB Audio Class 2.0に対応した幅広いデバイスと接続して、USB DACとして使用することができます。
AI-303はセルフパワーのUSB C端子を備えており、C端子同士の接続であれば、ホストとデバイスを自動で判別してUSB Audio Class2.0のオーディオデバイスとして使用することができます。ほとんどのAndroid端末やUSB C端子を装備した最近のiPad AirやiPad Proではそのまま接続が可能です。
※iPhone接続時には別途USBカメラアダプタが必要です。
※Micro USB-B端子を装備したスマートホンの場合はUSB OTGケーブルが必要です。
※Android端末と接続する場合は、機種によって「OTG接続」をオンにする,開発者オプションより「USBデバグ」をオンにするなどの操作が必要な場合があります。それ以外の設定方法についてはスマートホンの機種依存となるため、サポート対象外とさせていただきます。
 

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2系統のRCAステレオライン入力端子を装備し外部ソースにも対応可能

RCAピンジャックのアナログ入力を2系統搭載していますので、今まで使用していたオーディオ機器やレコードプレーヤーなども接続できます。
※レコードプレーヤーにフォノイコライザーが内蔵されている必要があります。

高い解像度と豊かな音楽性を再現するHypex社製Ncore®アンプモジュールを採用

パワーアンプモジュールには、高効率でハイパワーでありながら、クリアで高い解像度と豊かな音楽性を両立させたHypex社のNcore®アンプモジュールを採用。上位モデルに搭載されているアンプと同じテクノロジーを横幅わずか215㎜のコンパクトな機体に納めました。

AI-303

 

ヘッドホン出力には4極ジャックを採用し、グランドセパレート接続の高出力ヘッドホンアンプを搭載

アンプ部から4極タイプのジャック部までLchとRchのグランドを分離した回路設計としました。左右chのグランドをアンプ部から分離することにより、チャンネルセパレーションを大幅に向上させ、クリアで見通しの良いサウンドステージを実現します。
※ L/Rグランドセパレート駆動を行う場合、4極プラグのイヤホン、ヘッドホンをお使いください。
※3極プラグのイヤホン、ヘッドホンもそのまま使用することができます。
4極ジャックピンアサイン:Tip(L+), Ring(R+), Ring(L-), Sleeve(R-)

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コンデンサーによる音の色付けを排除するCoupling Capacitor Less Circuitによるヘッドホン出力

ヘッドホンアンプには、Coupling Capacitor Less Circuit(CCLC)方式を採用しました。一般的なヘッドホン出力回路ではコンデンサーによる出力段のカップリング(直流成分の除去)を行うため、コンデンサーによる音の変化や位相遅れ、低域のレベル低下など、音への影響が避けられませんでしたが、CCLC方式ではコンデンサーに起因するこれらの音への悪影響を排除し、十分な低域とレスポンスの良い高次元のヘッドホンリスニング環境を提供します。

 

ヘッドホンリスニング時に、より自然な再生が可能なクロスフィード機能

ヘッドホンリスニング時にクロスフィード機能を使用することで、スピーカー再生時のような自然な定位感を得ることができます。また、スピーカーリスニング時には、センター定位を強調することで、中抜けの改善やボーカル、ナレーション、セリフを明瞭にする効果があります。クロスフィードの効果は、専用ノブで調整することができます。

 

MQAフルデコーダーを搭載。外部CDプレーヤーで再生したMQA CDのデコードが可能

USB、HDMI、 光デジタル、同軸デジタル端子のどの入力からでもMQA音源のフルデコードが可能です。MQAによる音楽配信やファイル再生だけでなく、お手持ちのCDプレーヤーにデジタル出力があれば、MQACDも、スタジオマスタークオリティのMQAサウンドでお楽しみ頂けます。

AI-303

 

専用SoCによる多彩なDACモード

AI-303はデジタル処理のために専用のSoCを搭載していて、MQAデコードを含む様々なデジタル処理をこのSoC内で行います。スタジオマスタークオリティの音質のために、アナログ変換時に必須のデジタルフィルターもあえてDACチップ内のものは使わずにSoC内で処理しています。
音色の要とも言えるデジタルフィルターは、ショートディレイ・スローロールオフ特性のFIRフィルターに加え、フルエンシー理論による類推補完技術をベースとして自然な音色と音場の再現性があるRDOTフィルターを用意。アップコンバートとの組み合わせで、それぞれのフィルターが持つ微妙な音のニュアンスの違いをお楽しみいただけます。
また、アップコンバーターをオフの状態でRDOTフィルターを選択すると、NOS(Non Over Sampling)DACとして動作します。NOSモードではインパルス応答によるプリエコーやポストエコーの発生を抑え時間軸方向の揺らぎを排除することで、入力波形に忠実なアナログ変換を可能にしました。

 

抵抗ラダー型アッテネーターによる高精度・高音質アナログボリュームを搭載

フロントのボリュームノブには直接音楽信号を通さず、ノブの値を読み取り、基板上の抵抗ラダー型アッテネーターでその値を再現する方式により、最短経路で音楽信号をアンプに伝送し、信号のピュアリティを損ないません。また、音量を減衰させた時も低歪、高いS/Nを実現しており、小音量時においても音源本来の持つクリアな音を損なうことなく音楽をお楽しみ頂けます。また、左右のレベル差(ギャングエラー)やチャンネル間のクロストークも最低限に抑えられています。

 

アシンクロナスモードに対応によりUSB伝送ジッターを排除

USB DACとして使用する際は、入力信号のタイミングをコントロールするクロックをAI-303の内蔵クロックによって制御するアシンクロナスモード(非同期モード)で動作します。USB伝送ジッターの影響を受けないため、よりピュアな状態でデジタルオーディオ信号転送が可能です。

 

4種類の転送モードによる音質の変化を楽しめるUSB伝送技術「Bulk Pet」対応

USBケーブルでハイレゾ音源の膨大なデジタルデータを送る場合、従来の転送では送信側のパソコンと受信側のUSB DACの双方に処理負荷の大きなムラが発生し、音途切れなどの問題が発生する可能性がありましたが、「Bulk Pet」は、一定のデータ量をコンスタントに転送するため、双方の処理にかかる負荷を平均化し安定したデータ転送を実現します。パソコンの負荷状態が変わることで音質も変化するため、あらかじめ設定された4種類の転送モードからお好みの音質を選んで使用できます。

AI-303

 

3点支持、Stressless Footを採用

床面のわずかな歪みにも影響されることなく安定した設置を可能にする、オリジナル3点支持フット「Stressless Foot」を採用。従来型とは異なり、フットをシャーシに固定せず半固定状態にして自由に振動させることで、より自然な音の響きを得る、というコンセプトに基づいて開発されました。削り出しのスチール製のフットは、しっかり固定されることなく底面にぶら下がる状態で装着されており、従来型のピンポイントスパイクフットのような定位感がありながら、より自然で豊かな響きを実現しています。

 

Bluetooth®マルチポイント接続により2台のデバイスを切り替えて使用可能

Bluetooth®接続時、同時に2台のデバイスを接続することができるので、例えば2台のスマホから曲を再生する場合でもBluetooth®の切断、再接続を意識することなく再生するスマホを切り替えながら再生することが可能です。
※同時再生はできません。

 

サブウーハー出力を装備

将来的なシステムの拡張性を考慮してサブウーハー出力を装備しています。

AI-303

 

制振性と高級感を両立するフルメタル筐体

筐体のすべてを外来ノイズに強い金属パネルで構成することで、パソコンなどから発せされる電磁ノイズの侵入を抑制。オーディオ機器にとって厳しい環境下でもノイズの少ないクリーンな内部環境を実現しました。さらに、金属製シャーシを両サイドから包み込む8mm厚のアルミパネルにより、ねじれや歪みを防いで強固で安定した筐体を実現しました。

 

機能一覧

  • 215mm幅でコンパクトなデジタル入力対応のプリメインアンプ
  • テレビとの連携に便利なHDMI端子を装備(ARC/eARC及びHDMI CEC対応)
  • 11.2MHz DSDネイティブ再生や384kHz/32bitのハイレゾ(HD)音源に対応
  • HDMI、USB-C、OPTICAL、COAXIALといった多彩なデジタル入力を装備
  • LDAC、Qualcomm® aptX HDなど高音質転送に対応したBluetooth®レシーバー搭載
  • USB DACの入力としてUSB-C端子を採用したことでPCだけでなくスマートホンやタブレットとの接続も容易
  • 2系統のRCAステレオライン入力端子を装備し外部ソースにも対応可能
  • 高い解像度と豊かな音楽性を再現するHypex社製Ncore®アンプモジュールを採用
  • ヘッドホン出力には4極ジャックを採用し、グランドセパレート接続の高出力ヘッドホンアンプを搭載
  • コンデンサーによる音の色付けを排除するCoupling Capacitor Less Circuitによるヘッドホン出力
  • ヘッドホンリスニング時に、より自然な再生が可能なクロスフィード機能
  • MQAフルデコーダーを搭載。外部CDプレーヤーで再生したMQA CDのデコードが可能
  • 抵抗ラダー型アッテネーターによる高精度・高音質アナログボリュームを搭載
  • アシンクロナスモードに対応によりUSB伝送ジッターを排除
  • 4種類の転送モードによる音質の変化を楽しめるUSB伝送技術「Bulk Pet」対応
  • 受信中のBluetooth®オーディオコーデック確認機能
  • 3点支持、Stressless Footを採用
  • Bluetooth®マルチポイント接続により2台のデバイスを切り替えて使用可能
  • サブウーハー出力を装備
  • 制振性と高級感を両立するフルメタル筐体