HDMIのARCおよびeARCを使ったCEC電源連動機能を含め、デジタル入力による電源復帰のためには、AI-303がスタンバイ状態ではなく常にスリープ状態で待機している必要があります。
AI-303の初期状態ではオートパワーセーブ(スタンバイ)機能が有効になっており、AI-303の電源がオンの状態、もしくはスリープ状態で30分以上入力信号が無いと、自動的にスタンバイ状態に移行します。
このためテレビの連動機能を使用し、テレビの電源を切った場合、AI-303は一旦スリープ状態となりますが、その後30分を経過するとスタンバイ状態になりテレビとの電源連動が行えなくなります。
これを回避するためには、取扱説明書の19ページをご参照いただき「オートパワーセーブ機能」をOFF(無効)に設定することで、無信号状態でもスタンバイに移行することがなくなり、時間が経過してもテレビとの電源連動が有効になります。
なお、テレビの電源を切る前にAI-303のリモコンもしくは本体のスタンバイ(電源)スイッチを使用した場合は、無条件でスタンバイ状態となり、テレビとの電源連動機能は働きませんのでご注意ください。
<スタンバイとスリープ状態の見分け方>
スタンバイ:全てのインジケーターが消灯。
スリープ:選択していた入力インジケーターのみが薄く点灯し、それ以外のインジケーターは消灯。