増田みのりさん(1966カルテット)
Meets 
ティアック

増田みのりさん(1966カルテット)
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「テレビってこんないい音で聴けるんですね!」

「テレビってこんないい音で聴けるんですね!」

コロナ禍の影響でライブやコンサートの開催が減る一方で
高音質な動画コンテンツは急激に増えています。
しかしながら、それらの動画コンテンツを視聴する方々は、
まだまだスマートフォンとイヤフォンといった環境で
観賞している方が多いのではないでしょうか。

そこで本日は、1966カルテットのピアニスト、増田みのりさんを
TEACの試聴室にお招きし、テレビの音を一気にグレードアップできる
コンパクトなUSB DAC/ステレオプリメインアンプ
「AI-301DA-Z」のサウンドをご体験いただきます。

コロナ禍の影響でライブやコンサートの開催が減る一方で
高音質な動画コンテンツは急激に増えています。
しかしながら、それらの動画コンテンツを視聴する方々は、
まだまだスマートフォンとイヤフォンといった環境で
観賞している方が多いのではないでしょうか。

そこで本日は、1966カルテットのピアニスト、増田みのりさんを
TEACの試聴室にお招きし、テレビの音を一気にグレードアップできる
コンパクトなUSB DAC/ステレオプリメインアンプ
「AI-301DA-Z」のサウンドをご体験いただきます。

【プロフィール】

増田みのり
東京音楽大学ピアノ演奏家コース卒業。在学中継続して特待生奨学金を受ける。ニューヨークのマネス音楽院修士課程修了。明治安田クオリティオブライフ文化財団音楽学生奨学生。2018年より1966カルテットのメンバー。
増田みのり公式サイト

【プロフィール】

増田みのり
東京音楽大学ピアノ演奏家コース卒業。在学中継続して特待生奨学金を受ける。ニューヨークのマネス音楽院修士課程修了。明治安田クオリティオブライフ文化財団音楽学生奨学生。2018年より1966カルテットのメンバー。
増田みのり公式サイト

1966カルテット
松浦梨沙(ヴァイオリン、リーダー)、花井悠希(ヴァイオリン)、伊藤利英子(チェロ)、増田みのり(ピアノ)によるクラシックのテクニックをベースに洋楽アーティストのカバーをする女性カルテット。
1966カルテット公式サイト

1966カルテット
松浦梨沙(ヴァイオリン、リーダー)、花井悠希(ヴァイオリン)、伊藤利英子(チェロ)、増田みのり(ピアノ)によるクラシックのテクニックをベースに洋楽アーティストのカバーをする女性カルテット。
1966カルテット公式サイト

【今回試聴する製品】

TEAC Referenceシリーズ USB DAC/ステレオプリメインアンプ AI-301DA-Z
製品ページ

【今回試聴する製品】

TEAC Referenceシリーズ USB DAC/ステレオプリメインアンプ AI-301DA-Z
製品ページ

最新アルバム「DIAMONDS」はUKロックの「いいとこ取り」

- 1966カルテットの「1966」は、ビートルズが来日して武道館コンサートを行った年だそうですね。

増田:高嶋プロデューサーが、クラシックの楽器でビートルズのメロディーを紹介したらいいのではないかということで集められたのが、1966カルテットです。クラシックのカルテット編成で、UKロックを中心に、ポップスなどのカバーを演奏しています。

- 増田さんは2018年に1966カルテットに加入されたそうですが、そのきっかけを教えてください。

増田:私はもともといろんなジャンルの音楽を聴いていて、1996カルテットもYouTubeでPVを見たり、CDを聴いたりしていて知ってはいたんですが、まさか自分がメンバーになるとは思いませんでした。もともと私はクルーズ船で演奏する仕事をしていたんですが、1966カルテットもクルーズ船で演奏する機会があり、前任のピアノの方が辞めるタイミングだったので「船の揺れに強いピアニスト」(笑)ということでお声がかかりました。それがきっかけです。


- クラシックの演奏家である増田さんがクラシックではない曲を演奏する弦楽ユニットに加入することに、不安はありませんでしたか?

増田:私は音大を卒業したあとにニューヨークのニュースクールという学校に留学し、メトロポリタン・オペラやプロードウェイ・ミュージカルなどジャンルレスの音楽に触れ、刺激を受けまくってきましたので「どんなジャンルでも弾けなきゃやっていけない」という意識は強く持っていました。船の仕事でもいろいろなジャンルを勉強させていただき、自分でアレンジをすることもあったので「クラシックのカルテットで洋楽のカバーなんて、楽しいんじゃない?」と思い、加入を決めました。


- 昨年9月に発売された1966カルテットの最新アルバム「DIAMONDS」は、どんなアルバムですか。

増田:1966カルテットは、今までUKロックのビートルズやクイーンを演奏してきたんですが、もうちょっと広く、UKロックの「いいとこ取り」をした代表作を1枚作ろうよ、ってことになり、外せないアーティストと外せない曲を、メンバーとレコード会社の方みんなで何度も選曲ミーティングして、選び抜いた名曲を演奏しました。より抜きの名曲ばかりなので、ダイヤモンドというタイトルにしました。

『DIAMONDS』
アルバムの詳細はこちら

- このアルバムで、増田さんが特に聴いてほしい曲と思うのはどの曲ですか。

増田:私はレディオヘッドが大好きで、ライブにもよく行っていたので、同じくレディオヘッドが大好きなヴァイオリンの花井悠希ちゃんと2人でレディオヘッドの「パラノイド・アンドロイド」という曲を強力に推しました。ぜひ聴いてほしいです。それとアレンジで面白いのはローリング・ストーンズの「黒くぬれ!」です。淡々とした曲調なので弦楽カルテット編成では単調になるかと思いましたが、リーダーの松浦が古楽風な前奏を入れるアレンジをしてくれました。優雅なイントロからからいきなりロック調にダイナミックに変化するところを、ぜひ聴いていただきたいと思います。マニアックなところではアルバムの最後に入っているピンク・フロイドの「クレイジー・ダイアモンド」ですね。原曲がとても長い曲で淡々とした展開なので弦楽カルテットにアレンジするのはかなり苦労しましたが、アレンジャーの方にも助けていただいて、素晴らしい仕上がりになっています。

- 弦楽カルテットでロックやポップスの曲を演奏する難しさと面白さは、どんなところにありますか。

増田:私たちはずっとクラシック音楽の教育を受けてきたので、楽譜に書かれた音符を正確に演奏する訓練を積んできたんですけど、ロックやポップスって音符だけでは表現できないさまざまなニュアンスがたくさんあるんですね。それを表現するのが難しいんです。ですからいつも原曲を何百回と聴いて耳で完コピして、曲を自分のものにしてから演奏しています。楽しいところは、誰もが憧れるバンドのボーカルになった気持ちでメロディを演奏できるところ!おかげさまでいつも気持ちよく弾いています(笑)

テレビの音って、こんなにいい音になるんですね!

- きょうはTEACの試聴室に、USB DAC/ステレオプリメインアンプの新製品「AI-301DA-Z」を用意しました。コロナ禍でみなさんテレビを見る機会が増えていると思うのですが、最近のテレビは大型化しているにもかかわらず、筐体が非常に薄いので音質はかえって悪くなっているように感じます。そこで今回はUSB DAC/ステレオプリメインアンプ「AI-301DA-Z」をテレビにつないで動画コンテンツの音を、できるだけいい音で鳴らしてみますので、ぜひご試聴ください。

Referenceシリーズ USB DAC/ステレオプリメインアンプ AI-301DA-Z

スピーカーはタンノイの「Tannoy Platinum B6」を使用。

テレビの光出力からAI-301DA-Zに入力されてD/A変換・増幅を行いスピーカーTannoy Platinum B6へ出力されている。

- まずはテレビのスピーカーそのままで、1966カルテットの動画を聴いてみてください。

試聴のプレゼンテーションはティアック株式会社 営業マーケティング本部 景井裕二が行いました。

1966カルテット―レディオ・ガ・ガ/RADIO GA GA MV

増田:(1966カルテット演奏の「レディオ・ガ・ガ」を試聴して)、はい、これは普通のテレビの音ですね。


- 最近の薄型、大画面テレビって、音量を上げているのに、映画などのセリフが聞き取りにくいことってありますよね。デザイン重視でスピーカーが画面の裏側についている機種もあって、壁などに反射して出てくることもあるので、それで音の明瞭度が落ちる場合があるんですよ。では次にAI-301DA-Zを通したスピーカーからの音を聴き比べてください。

増田:(試聴して)これはテレビのスピーカーとはまったくクオリティが違いますね。中音域以上がバーンと来て、アンサンブルのバランス感がよく出ていると思います。テレビから普通に出てくる信号でも、いいオーディオシステムで再生すると、こんないい音が出るんですね。フロントの楽器や歌がパーンと来るのがすごい。いい音です。

- 今はテレビの音を聴いていただきましたが、AI-301DA-ZはBluetooth接続もできるので、スマホやタブレットをつなげば、音楽配信やYouTubeの音も高音質で聴くことができます。たとえば通勤・通学時はスマホをイヤフォンで聴いて、帰宅したら続きはAI-301DA-Z にBluetooth接続してスピーカーでゆっくり、という楽しみ方もできるんです。いま流行のサウンドバーでもテレビの音は良くなりますが、やはりこのシステムの大きな違いは、スピーカーの口径がある程度大きいことです。

増田:テレビ番組でもスマホの音楽も、こんなにいい音で聴けるようになるってことですね。これがリビングにあったらうれしいな。操作も簡単そうですね。私は機械が苦手なんですけど、テレビのリモコンでも使えるんですね。これなら気軽に使いこなせそうです!

ESOTERICのハイエンドなサウンドも堪能!

- さて、せっかくスタジオにお越しいただいたので、ハイエンドオーディオブランド「ESOTERIC」も体験していただきましょう。Amazon Music HDで配信している1966カルテットのアルバム「DIAMONDS」も聴いてみてください。

ハイエンド・オーディオ再生システム

ネットワークDAC / プリ
N-05XD

ステレオ・プリアンプ
Grandioso C1X

モノラル・パワーアンプ(2台使用)
Grandioso M1X

増田:(1966カルテット演奏の「ハイウェイ・スター」を試聴して)すごいですね! 弦楽器の細かいところまで全部聴こえました。これは解像度が高いということでしょうか。私たちって演奏スタイルがちょっと変わっていて、左に1st ヴァイオリン、右に2ndヴァイオリン、中央にチェロ、その向こうにピアノというポジションで演奏するんですけど、まったくその位置からそれぞれの音が生々しく聴こえてきました。やっぱりヴァイオリンの中音域、高音域がパーンと前に出てきますね。

- ありがとうございます! ではもう一曲聴きましょうか。

増田:(1966カルテット演奏の「クレイジー・ダイアモンド」を試聴して)これは音質がクラシカルですね。嫌味な低音の押し出しがなくて、音が自然だし、優雅で素敵だと思います。この曲はCDのミックスダウンの時に、リーダー好みで結構ロック寄りに仕上げてもらったんですけど、すごく重厚でクラシカルに聴こえました。1966カルテットみんなに聴かせたいです。今度はメンバー全員で来てもいいですか?


- ぜひ! 最後に、1966カルテットとしての今後の活動などについてお聞かせください。

増田:今年はビートルズのデビュー60周年、ポール・マッカートニー氏が80歳を迎える年でもありますので、1966カルテットとしては原点に立ち戻り、ビートルズをじっくりやる予定です。ビートルズのアルバムも、このシステムでぜひ聴き直したいです!

- ぜひ1966カルテットのみなさんで聴きに来てください! 本日はお忙しい中、ありがとうございました。